インビザライン矯正の抜歯症例
マウスピース型矯正装置(インビザライン)での抜歯症例は多くの経験と技術が必要になります。
私はワイヤー矯正で臨床30年以上の経験、マウスピース型矯正装置(インビザライン)で臨床10年の経験と2000症例を超える治療実績を踏まえて、多くの抜歯症例を行ってきました。
下記の症例は、上顎の凸凹と前突を改善することを目的に、上顎の小臼歯を2本抜歯しました。
なおかつ、なるべく健康な歯を抜きたくないので、虫歯治療済の神経のない歯を選んで抜歯しました。
アライナー枚数は28枚で、患者さまも矯正治療にとても協力的で、定期的な受診とアライナーの装着時間を守って頂くことができ、7か月という非常に短い期間で治療を終える事が出来ました。動画を再生して頂くと、治療経過をご覧頂くことができます。
ワイヤー矯正では考えられない短期の治療だと思います。
【治療前】
1.主訴:出っ歯
2.診断名あるいは主な症状:上顎前突
3.年齢:15歳
4.マウスピース型矯正装置(インビザライン)
5.抜歯部位:なし
6.治療期間:1年6カ月
7.治療費概算 78万円(税別)
8.リスク副作用 痛み、歯根吸収、歯肉退縮、虫歯、後戻り