大人になってから矯正治療をされた方の本音
マウスピース矯正インビザラインを提供するアラインテクノロジー株式会社の日本支社が、大人になってから矯正治療をされた300名を対象にアンケートを行った調査結果があります。
この調査結果によると、大人になってから矯正治療をされた方は、大人になってから歯並びを気にするようになった方よりも、子どものころから歯並びを気にしていた人の方が多いことがわかります。
子どものころから歯並びを気にしていたのに、子どものころに矯正しなかった理由としては「治療したいと思ったが、親に相談しなかった」・「親に相談したが、治療に至らなかった」という回答が多くありました。(図1)
子どものころ矯正治療をしたいと思ったことがなかった患者様は、矯正治療をしたいと思わなかった理由として「矯正装置の見た目」がトップになりました。(図2)
大人になってから矯正を経験された方が子どもの頃には、透明なマウスピース矯正による治療を行っている医院がほとんどなく、インビザラインもまだ生まれていないため、「子供の頃に透明マウスピース矯正を知っていた」方はたった3.3%しかいませんでした。(図3)
大人になってから矯正を始めた方の治療後の変化として、「歯磨きがしやすくなった」「食事を良く噛めるようになった」といったお口の中の機能面でのメリットと、「笑顔に自信が持てるようになった」などの精神面への影響も大きいことがわかります。(図5)
大人になってから矯正を始めた方は、73.3%に上る220名の方が「もっと早くに治療した方が良かった」と答えていて、「適切な時期に治療できた」23.7%(71名)、「もっと遅くに治療した方が良かった」3.0%(9名)の回答を大きく上回りました。(図6)
米国で誕生したインビザラインが日本にも導入されて10年経ち、他のマウスピース矯正も様々な改良が重ねられ、マウスピース矯正の技術は大きく進歩しました。
矯正装置の見た目を気にされる患者様が多い中で、透明に近いマウスピース矯正インビザラインの誕生と発展により、矯正治療のハードルが下がったことは間違いありません。
矯正治療は虫歯や病気と違い、治療を始めるきっかけをつかめずに治療の開始が遅くなってしまうことがあります。「もっと早くに治療した方が良かった…」となる前に、お気軽にご相談にいらして下さい。